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2006年4月 6日 (木)

のど飴日経結婚指輪

夕方。



電車に乗り込む、ひとりの女性。

僕の対面、手すりの横に座る。



座って、バックから龍角散ののど飴を取り出し、口の中に放り込む。

のどがいがらっぽいのか、電車の中に入ったらとりあえずの習性なのかはわからない。



メガネをかけた若い女性。



カバンから新聞を取り出す。
新聞は、朝の満員電車で折られたのだろう。
電車の中で読みやすいように、小さく折りたためられていた。
新聞は日経。
毎日、朝、新聞を読みながら通勤しているのだろう。
読みなれている。


新聞を掴む左手の薬指には指輪が光っていた。
結婚しているんだ。
これから家へと帰るのだろうか。


『のど飴・日経・結婚指輪』

なんの繋がりも、脈絡もないが…。
それが彼女の日常であり、彼女を想像しうるものであり…。



僕の手には 『チョコレート、文庫本、ダウンジャケット』

うん。

僕らしい。

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