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2006年4月 8日 (土)

隣のおばあちゃんとの共同生活 vol.3

ガッタン、ガッタン


毎朝、この音で目覚めることになった。


朝、6時になると始まる、旧式の洗濯機による、洗濯。
母屋の外においてある、洗濯機は、僕の離れの隣にある。


とにかく、洗濯機の音がうるさい。


もう、壊れているんじゃないか。
変なものを入れて洗濯しているのではないかと思うくらい。


しかも、まだ、朝6時だ。
養成所に行くまで、あと、1時間は寝れるのに。


毎朝、この音で起きるのが日課になってしまった。





その洗濯物は、僕の家の前に干す。


当たり前なのだが。
離れは、母屋の庭先にあるので。

僕は毎朝、否が応でも、おばあちゃんの洋服や下着類を目にしながら、
外にでていくことになった。

これも日課。





「りょうちゃん、いる?」


これは時々の日課(?)。

「大学生のことで相談があるんだけど。あがっていい?」

「はあ」

おばあちゃんは、母屋ではなく、僕の家に上がりこんでくるようになった。

「綺麗に使っているのね」

「そんなこともないですけど」

「相談があってね」

「はい」

「うちにお風呂があるでしょう。このお風呂にね、最近、大学生が入らなくなって」

そう、アパートにいる大学生は、母屋のお風呂に入れる契約なのらしい。

「そうなんですか」

「近くの銭湯に行っちゃうのかしらね~」

何の相談なのだろう。
僕に、『銭湯に行かず、母屋のお風呂に入ってあげたら』
って、大学生に言えとでもいうのかしら。

「近くに銭湯あったら、そっちのが気兼ねなくていいのかしらね~」

僕は銭湯です。
母屋のお風呂を使っていいとも言われていません。

「使いづらいのじゃないですか。おばあちゃんに気兼ねして」

「そう」

「店屋物とってあげようか。ね」

「いやいや」

「中華丼でいいわね」

「あ、すいません」

おばあちゃんが頼む店屋物は店も決まっていて、頼むものも決まっている。
僕は、おばあちゃんと中華丼以外食べたことない。



僕の家のテーブルで、二人で中華丼を食べる。



「親戚の人が隣にいてくれるのは心強いわ~」

そう言ってくれるのはうれしいんだけどね。




今後もこの相談と称しての会食は、時々続いていくのである。



つづく。

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コメント

朝六時に洗濯機の音で起こされるのは辛いですね~

投稿: 夕陽 | 2006年4月 8日 (土) 15時05分

>夕陽さん

たぶん、おばあちゃん、朝5時くらいには起きてたんでしょうね。

無理な生活でした。

この話まだ続きます。

投稿: りょーちん | 2006年4月 9日 (日) 00時47分

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