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2006年6月 5日 (月)

修学旅行、それぞれの思い出

電車に乗ると、夏用の学生服を見に包んだ中学生だと思われる集団が乗っていた。

周りを見ると、他の車両にも同じ学生服を着た子達が乗っている。
ということは、「修学旅行か」。

ある子の持っている切符をチラッと見たら、「池袋←上野」と書いてあった。
これから池袋に行くのか。
サンシャインでも見るのかな。



しかし、まぶしい。

おじさん発想なのか。

きらきらしている。

ほほえましくなってしまう。

「そっか。修学旅行か。うんうん。楽しめよ」

オヤジだ。

ま、仕方あるまい。だって倍近く離れているのだから。




僕の前にいた集団は、女の子3人がドアの部分に寄りかかっていて、男の子3人がつり革につかまり、女の子を囲んでしゃべっていた。

男の子たちは、つり革につかまりぶらぶらさせているのが楽しいらしく、ひとりの男の子は両手で掴み体重をかけていて、

女の子たちは、男の子たちを見ながらしゃべりながら、なんか余裕を感じるような態度で接している。



よく見ると、彼らの集団は、ある女の子を中心に円になっているようだ。
自然にそうなっているのか、意識的にそうなっているのかは僕には判断つかないが。

その子は、僕が見ても「かわいい」女の子だった。





昔、高校生だった頃、好きな女の子がいて、彼女と同じ班で京都の街を散策していた。
同じ班になれた時は嬉しく、毎日、修学旅行の日を指折り数えていたものだった。


手には「写るんです」。
班のみんなと写真に納まったり、風景を撮ったりしながらも、
「彼女と二人の写真を撮りたい」
と、チャンスをずっと狙ってた。


とあるお寺の中庭で、そのチャンスが来た。
班のみんなは、僕ら二人から離れたところを歩いていた。
隣には彼女。
カメラはずっと手に握られていたせいか、あったかくなっていた。

「一緒に写真いい?」

頭の中でなんどもなんども繰り返した言葉をやっと言えた。

「うん」

道行く人に声をかけて撮ってもらった。



その後現像したら、彼女ははにかみ、僕は直立不動で顔をしからめ立って写っていた。
ほんとは顔をアップして写してほしかったのに、風景をきちんと入れてくれたみたいで、小さい顔になっていたけど。





そんなことを、中学生を見ながら思い出してしまった。

男の子たちの中の一人は、もしかしたらその子のこと好きなのかもしれない。
何かをたくらんでいるのかもしれない。
そんな頭の中のことまではわからないけど。


この思い出をいい思い出に。

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コメント

いい日記ですねぇ~

りょーちんさんが修学旅行で彼女とツーショット撮ってもらうところが特にいいですね♪

私はこの前、男女の中学生の集団と一緒の車両になった時、
あまりの臭さ(若さの匂い?)に閉口して車両移りましたよ。

私ももうおばさんかなぁ?(笑)

投稿: 夕陽 | 2006年6月 5日 (月) 16時53分

うふふ♪
りょーちんって、おんなの子ネタ多いね~

投稿: Madi | 2006年6月 5日 (月) 19時39分

>夕陽さん

ありがとう。
何とかツーショット写真を撮ってもらえてね。
うれしかったな。あの時は。

若さの匂い!?
どんな匂いなんでしょうね。
汗の匂い?
若さが醸し出すフェロモンの匂い?

夕陽さん、
お互いに若さに対抗していきましょうね。
お互い、若いですから。

投稿: りょーちん | 2006年6月 5日 (月) 21時57分

>madiさん

うん。女の子ネタ多いかも・・・。


それはね・・・・・

スケベだからです。はい。
えへ。

投稿: りょーちん | 2006年6月 5日 (月) 21時59分

いまこの日記を読んで
中学は隣の子に布団を取られて
風邪気味で鞍馬山をのぼらされたなぁとか
女子高で沖縄行ってもおにゃにょこしかいなかったなとか
切ない思い出がいっぱいorz
卒業旅行があっただけましでしょうかね( *´艸`)

投稿: にゃんたん | 2006年6月 5日 (月) 23時00分

なんか若かりし頃のこういう思い出って
美しいよね~  いいなあ~

投稿: | 2006年6月 6日 (火) 21時44分

>にゃんたんさん

ありゃ、大変な修学旅行でしたね。

僕も大変な思い出があって・・・、
クラスの男子ほとんどで正座をさせられたことがあります。
いたずらをして。
ホテルの廊下に。
他のクラスの人たちが通る前で。

何のいたずらをしたかと言うと、
部屋の電気を消して、お風呂から帰ってくる他のクラスメートに枕を投げるという奴をやっていまして。
僕も、お風呂から帰ってくるときにやられて、その後に帰ってくる人に、僕もいたずら部隊に加わって参加することになってしまいまして。

ま、それを先生に見つかって、まあ、こってりたっぷりとしかられ正座、という流れになりました。

「何やってるんだか、京都まで来て」
と、反省しました。

バカな中学生時代の話でした。

投稿: りょーちん | 2006年6月 6日 (火) 23時49分

コメントありがとうございます。

美しい~。
若いからでしょうかね。

片思いネタは、いっぱいあります。
当時は若さからか、「片思い」で十分だと思っていましたから。

今思うと、切ない話ですけどね。

いずれ、ブログに書きます。

投稿: りょーちん | 2006年6月 6日 (火) 23時51分

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