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2006年7月 2日 (日)

街の喧騒の中で独り、部屋の中でひとり

昼間は友達と会い、夕方からはジムに行く。
体を動かし、そして外に出る。



街は、夜の色に変わっていた。
人通りは、相変わらず多い。






もう、家に帰ればいいだけなのだけど、知らず知らずに、家とは反対の方角に足が向いていた。
寄る理由のない、コンビニに入る。




いつものように意味もなく、または買いたい物があって入ったわけではない。




「人恋しかったのかもしれない」

本を立ち読みしながら、そう思った。





コンビニには、僕の隣で立ち読みをする人、今日の晩御飯を選んでいる人などがいる。

読みかけた雑誌を閉じ、コンビニを出る。

コンビニ前の通りは、変わらず、人が行きかっていた。






「なんで、多くの人に囲まれている時ほど、寂しさを覚えるのだろう」

家に帰る方角に向き直り、そう思った。




人のざわめき、食器の触れる音、バイクのエンジン音・・・・・・。

僕に聞こえる全ての音、見える全ても物が、何か僕に「寂しさ」を誘発しているようだった。







家に帰る。



一人。






テレビを消したり、つけたりする。

インターネットを開いたり閉じたりする。

携帯を閉じたり、開いたりする。







外にいるときより、寂しくなかった。


一人でいるのに、全然、寂しくなんてなかった。

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コメント

おうちは一人で住んでいる一人になれる場所ですよね
お外はこんなに人がいるのに、一人だと
かえって一人きりだと思わせてしまうんでしょうか

投稿: にゃんたん | 2006年7月 2日 (日) 00時51分

>にゃんたんさん

昨日はね、いっぱい人と一緒にいたから、ふと一人に雑踏の中でなった時に、すごく寂しくなっちゃってね。

「これって面白いなあ」
と思って、この日記になりました。


ただ、家に一人でいるときにはなんとも思わないのですけどね。

投稿: りょーちん | 2006年7月 3日 (月) 00時19分

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