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2006年7月 4日 (火)

書かずにはいられない、「彼の決断、僕の決意」

書きたいことがあって、家に帰ってきたのだが・・・・・。

テレビをつけて、そのことを知る。

「中田、引退」

あまりにも衝撃だった。

テレビの内容に釘付けになった。




流れる、今までのヒデのヒストリー。

なんなんだ、この感慨は。




とにかく悲しい。

なんとも言えない感情が沸き起こってくる。







「まだ、やれる」
なんて、言葉が軽薄に感じられるほど、当たり前すぎて意味もなく感じる。

29歳

僕の一個下だ。

ワールドカップのヒデを見ても、次のワールドカップでの活躍を信じて疑わなかった。





「引退」

スポーツ選手なら、誰でも経るもの。

しかし、見ている僕たちは、彼にその日を来ることを思い描いたことは全くなかった。




ヒデは、6ヶ月前から決意していたと言う。

6ヶ月間、ずっと意識してサッカーをやっていたのだ。




僕も、ジャンルは違えども同じ表現者。

「プロになってから、サッカー好きと聞かれても、好きとは言えない自分がいた」

プロである責任感と懸命に対峙してきた、ヒデ。

僕は、今、本当にプロであるのか?

彼の言葉から、戒められる自分がいた。




彼が自分で考え、自分で決断したことに、僕はとやかく言うことはできない。

彼の人生なのだし、彼は彼の物だ。


ただ、彼をずっと見てきた僕らにとって、ヒデを見ること、ヒデを追うこと、ヒデに期待することは、僕らの夢であり、希望であり、投影であり・・・・・。
僕らは、いろいろな物をヒデに託していたのだ。





話を戻す。

僕も表現者である。

ヒデが一生懸命ボールを追いかける姿に皆が投影するように、
僕も一生懸命僕の追いかける物、追いかける姿を見せて行こうと思う。

その姿を、ヒデのそれのように、みんなが見てくれて応援してもらえる自分になって行きたい。





ヒデがいなくなったわけではない。

違うフィールドで、再会したいと強く思った。

ヒデとゆっくり話してみたい。






お疲れ様。

そして、こちらこそ、

”ありがとう”

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コメント

今回の中田の決断はたくさんの人の心の中に波紋与えているようですね。
そこが又ヒーローたる所以ですね。

投稿: 夕陽 | 2006年7月 4日 (火) 17時54分

>夕陽さん

そうですね。
今日、中田のことがいろいろなところで書かれていました。「惜しむ声」、「共感する声」などいろいろ。

彼の第二の人生に、期待します。
楽しみです。

投稿: りょーちん | 2006年7月 5日 (水) 00時30分

何かを背負って今まできたんでしょうね

もったいないと思ったけど
また違う何かで活躍してほしいです

投稿: にゃんたん | 2006年7月 5日 (水) 12時45分

>にゃんたんさん

彼はいろいろなものを背負いすぎたのかもしれないね。一人で。

これからの日本代表は、もっと多くの人が引っ張ろうという意識でやってもらいたいなと思います。

サッカーニュースの楽しみが減っちゃった・・・。

投稿: りょーちん | 2006年7月 5日 (水) 17時40分

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