« 2006年11月 | トップページ | 2007年1月 »

2006年12月31日 (日)

未だに反抗的な僕

未だに反抗的な僕

夜遅くにお袋が、
「イルミネーションが綺麗なところがあるから行こう」
と言う。

こんなに寒いのに、こんなに夜遅くなのに行こうと言う。



お袋は極度の寒がりで、むしろ、僕らが誘っても
「寒いから行かない」
と言う側なのに、今回は繁く誘う。



「眠いからいいよ」
コタツに、顔以外は全てすっぽりと入り込んだ僕が言う。

「ほんとに綺麗なのよ」
何枚も着込んだ上に、さらにコートを羽織っているお袋が言う。



僕は内心思っていた。
「田舎のイルミネーションなんて、チンケなものじゃないの。新宿とかお台場のはすごいんだから」
口には出さずも、そんな気持ちが心の中にあった。

それに、ご飯を食べた安心と移動の疲れが眠りを誘い、行くのを躊躇させていた。

「行くよ!」
コートを着終わったお袋が、強くそう言う。

「うーん」
しぶしぶ、コタツから抜け出す僕。





「寒い!」
外は凍てつく寒さ。
慌てて車の中に駆け込む。

運転しながらも雄弁なお袋。
「ほんと綺麗なんだから」

期待は全くなかったが、そこまで言うんだからと適度な期待を感じながら車に揺られる。





「ほら、前に見えるでしょ」
お袋の言葉に反応し前を眺めると、

「わぁ」
白く淡い光の束が眼前に広がって来た。

「すげぇ」
徐々に見えてくるその光景は、なかなかどころかとても綺麗で見応えがあった。





「車から降りて見てきなさいよ」
お袋は降りる気はないらしい。

寒い中、車から降りイルミネーションに近づく。

真っ暗な暗闇の中で光るイルミネーション。

「なかなかのもんじゃない」
と感嘆し(東京のそれより、むしろ綺麗だった)写真を撮り、慌てて車の中に逃げ込んだ。

「寒い!」

「綺麗だったでしょ?」
お袋が笑いながら言う。





「なかなかだね」
コタツにくるまっていたら見れなかった、このイルミネーション。
口うるさいお袋だが、まあ感謝だなと思う、天の邪鬼な僕だった。

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2006年12月30日 (土)

まるで夕焼け空のような笑顔

まるで夕焼け空のような笑顔

新幹線から降り改札口に行くと、そこには年配の男性や女性など老若男女の人たちが待っていました。

みんな、電車から降りてくる子供や彼氏や彼女、家族を待ち構えていたのです。

娘に気がついたのか、頬を緩めるお父さん。目をキョロキョロさせている年配のご夫婦。

とてもとてもいい光景でした。






迎えに来てくれた親の車から撮った、夕焼け空の写真です。

空は雄大です。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

ドナドナ

実家に帰ります。

今年は、いつもより荷物多めです。

オヤジにとお袋にと、親戚の人にとお土産を買ってきました。
手ぶらでは何かと思いまして・・・。




実家は雪がすごいと聞きました。
ぬるい暖冬で怠けた体に、耐えられるでしょうか(>_<)




電車に揺られて、徐々に実家へと近づいていっています。
その分、東京との距離は遠くなっていきます(当たり前ですが)。

ただ当たり前なのだけど、そう実感すると、距離という考え方の面白さと、僕は実家と東京との一直線上にいて、離れたりくっついたり、繋がったり思ったりしているのだなあと思いました。




電車は僕を運んでいきます。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年12月29日 (金)

ダレモガ、ヒョウゲンシャ

誰もがなり得る、表現者

写真家の人の気持ちがわかったかもしれない。




道を歩いていて、その道にぶつかるわき道を覗くと、そこにはビルとビルの間に挟まれた、素晴らしい夕焼け空がありました。

思わず、カメラに収めたい衝動にかられ、携帯でカシャと撮ったのがこの写真。

そして、その写真を見せたいと思い、ブログに載せました。




写真に収めたい衝動

それを見せたいと思う衝動。

それって、写真家なのだなぁと思う、私でありました。





表現は全て衝動。

| | コメント (4) | トラックバック (1)

2006年12月28日 (木)

雨の中。ほんのり温かいたこ焼き。

前回のブログの流れで・・・

雨がやむことを教えてくれた、たこ焼き屋さんのお話。




僕がよく行く、このたこ焼き屋。
いつも店の前には多くの人が並んでいる。

この店の売りは、たこ焼きのおいしさ。
周りはかりっと焼き上げられていて、中はとろっとジューシー。
値段もすごくお手ごろで、並んでいる人をみては、
「そうだよね。並ぶよね。食べたいよね」
と、同感するのである。


ただ、ここの売りはおいしさだけではない。
ご主人の人柄である。

この店はご夫婦で経営されていて、狭い店の中で二人並んで仕事をしている。
ご主人は、客が買う出窓の前に立ち、客の対応をしながら器用にたこ焼きをまわしながら、パックにたこ焼きを詰める。
奥さんは隣で、たこ焼きの材料を鉄板に流し込むなど、たこ焼きになる最初の部分を担当している。





僕が買ったその日は大雨で、僕の前には一人のお客さんしかいなかった。
東京コメディストアジェイの忘年会に是非このたこ焼きを持っていきたかった僕は、

「ラッキー」

と、店が指定する所定の位置に立ち、待った。



僕の前の、黄色いヘルメットに青いビニール合羽を着た工事関係の人が買い終わり、
出窓の前に行き、ご主人に声をかける。

「15個入りを・・・」

「はいよ」

ご主人は僕に笑みをかけ、くしで器用にクルクルと回転させている。
奥さんは黙々とタコを一つずつ、まだ生の具材の中に入れていた。




「雨すごいね~」
ご主人は手を動かしながら僕に言う。

「そうですね。参りましたね」
僕はなるべく濡れないよう、出窓につく屋根の下に身を縮めた。



「夜には雨止むって言ってたよ。さっきラジオ聞いていたら」
雨は勢いを増すばかりである。

「あ、そうですか」
気のない返事で返してしまった。



奥さんは黙々と作業を続けている。



「全部つけちゃっていいんだよね」
「はい」
いつものやり取り。
タッパに詰められたたこ焼きの上に、ソースが塗られ、青海苔、鰹節、マヨネーズがかけられる。


「どのくらい持ち歩くの」
「20分くらいですかね。電車乗っていくんです」
「ほんとはすぐに食べたほうが美味しいんだけどね。レンジで温めないほうがいいよ。このままで十分温かいから」
ご主人は、袋を二重にしてくれながら、僕にそう言った。

「これで匂いも漏れないから」




「はい。お待たせ」
ご主人は、目をきらきらさせながら、僕にたこ焼きを手渡してくれた。

「ありがとうね」
お金を受け取りながら、笑みは崩さない。



傘をさし直し、店を出る。
僕の後ろに並ぶ人は誰もいなかった。

温かいたこ焼きを手にぶら下げながら、冷たい雨の中、駅まで向かった。

雨の中でも、買いに来てよかった。






次の日、見事に雨はやんだ。

また買いに行こう。今度は自分用で。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年12月27日 (水)

雨は他を潤す・・・そうそうエスワン

今日はすごい雨でしたね。
来ていた緑のダウンジャケットが、雨でずっしりと重くなってしまいました。






さて、
ご報告が大変遅くなってしまったのですが・・・

先週の木曜日「エスワングランプリ」の最終ラウンドがありました。
皆さんの暖かいご声援のもと、無事終了いたしましたので、ここにご報告いたします。

ブログでおうえんしてくれた皆さん、
会場まで足をはこんでくれた皆さん、
本当にありがとうございました。


結果は・・・、

「残念ながら、チャンピオンは取れませんでした」

残念。



今回のエスワンでは、多くのことを学びました。

自分の足りないところ、
自分らしいところ。

相手のいいところ。
相手のために、し足りないこと。

多くのお客さんに喜んでもらうために、まだまだ精進していかなくてはならないことを痛感しました。






雨はまだ降っています。






「喜んでもらう」
こんなに楽しいことはありません。

来年もさらに楽しんでもらえる舞台を作っていきたいと思います。

どうぞよろしくお願いします。






もうすぐ雨は止むそうです。
今日買った、たこ焼きやのお父さんがそう言っていました。

雨は他を潤します。
太陽は他を照らします。

どちらもとてもいいものです。


| | コメント (4) | トラックバック (0)

2006年12月25日 (月)

ただの事実とただの真実、そして曖昧な記憶

8年前、いや9年前のこの日・・・。
まだ、僕はポケベルしか持っていなかったあの日。



俳優養成所に通っていた僕には、好きな女の子がいた。
片思いの日々は続き、彼女に告白しても快い返事はもらえないでいた。

恋愛をどう育んでいっていいかがわからず、僕の思いは彼女に届いているのか測れず、
友人としての距離はどんどん縮めていたが、
「友人以上恋人未満」
という言葉は僕のためにあるのかと、彼女との関係を恨めしく思った。




そんなあの日・・・。

クリスマスイブにひとりであることに耐えられなかったのか、
彼女に無性に会いたくなったのか、
僕は、どこからか聞きつけた、
彼女が渋谷にあるライブハウスに行くという噂を聞きつけ、
渋谷の駅前に立っていた。
イルミネーションが彩る、夜に。

僕から彼女への通信手段は、彼女のピッチにかける電話のみ。
そこにメッセージを残し、いつ来るかもわからないポケベルを握りしめ待った。




来るとも知れない彼女を雑踏の中、ただ待ち続ける。
公衆電話からかける彼女への電話はいつも留守電で(そりゃそうだ。彼女は大音量のライブハウスの中にいるのだ)、僕はそのメッセージを聞けているのかわからない彼女をただ待ち続けた。

彼女は渋谷から遠い場所に住んでいるから、途中で帰るかもしれないと思い、開演時間から僕は待った。
渋谷のスクランブル交差点から流れてくる人並みを、恐ろしく目を凝らし、彼女を探した。
人並みが途絶えた後には、少しの安心と落胆をし、信号が青に変わりまた人が流れてきた時には、もしかしたら彼女に会えるのではないかという少しの期待、実際会ってしまった時どのように切り出すのかという不安と、自分のやっている後ろめたさでいっぱいになった。



人と共に、時間も流れていく。


時計は午後9時をさしていた。


ライブが終わる時間だ。


会場から流れて来たと思われる、人たちが現れだした。
手にはそのバンドのライブのパンフレットや、うちわなどを持っている。



期待と不安が僕をさらに襲い出す。
外は寒い夜なのに、僕の脇の下や額には汗が滲み出す。

「会いたい」期待と、「会ってもどうする」という不安。
「何のために待っているのか」、わからなくなっていく自分。
自分という存在が「恋」というパワーだけに支配されているのだという実感。
そしてその不安。
「何がしたいのか」自分を襲うもがき、
「何をしているのだ」という後ろめたさ。



すれ違う人並みは僕の頭の中をわからぬまま、駅の改札へと消えていく。



そのまま、時計は10時をさしていた。


 
「あれほど目を凝らしていたのだから」
あきらめににも似た、いやあきらめの気持ちがわいてきた。
これだけやったのだからと、自分を正当化することで、今の自分の気持ちを押し殺し、納得させようとしていた。

ポケベルへのメッセージはない。

握り締めた、汗に濡れたポケベルをポケットにしまう・・・。








この後、彼女に会えたのか、実は覚えていない。
覚えていないということは、会えなかったのだと、自分は理解している。
記憶というのはほんと曖昧だ。
彼女が行ったのは何のライブだったのかも、思い出せない。


その後、彼女とは付き合うことができた。
そして2年後に別れた。


彼女との思い出はあまり僕の頭に残ってはいない。
2年間付き合っていた、それがただの事実。
今はただ幸せであってほしいと願う、ただの真実。

| | コメント (7) | トラックバック (0)

2006年12月24日 (日)

クリスマスイブ予告編

クリスマスイブ・・・。

今日この日を迎えたら、何故か8年も前の日のことを思い出しました。

昨日友達とその辺りの出来事の話をしたせいでしょうか。

携帯電話がなかった(まだ持ってなかった)あの当時の僕とあの子のクリスマスイブの話・・・・・。

明日お届けします。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年12月22日 (金)

凛としたあなたに惚れました

凛としたあなたに惚れました

街を歩くとそこかしこに、花が咲いているのに驚かされる。

「冬なのに…」

こんなに寒い冬なのに、花を咲かせている。

「冬に咲かなくてもいいのに」
わざわざ、寒い冬を選んで咲かなくてもいいのに、花を咲かせている。
春や夏や秋に咲けば、きっともっと楽に咲かせれるんじゃないか、そう思う。

そういう花だと言われればそれまでだけど、彼らは進化の過程で、もしくは最初から冬に咲くことを選んできたのだ(もしくは、人の手が加えられたかもしれないが、それでも)。

冬に咲く花は美しい。
寒空のなか凛と咲いている。

こんな寒い中に咲いているからそう思うのか、冬の綺麗な空気の中だからそう見えるのか…。

僕は彼らの強さに惹かれる。自分の意志と咲き誇る自信に。

今日は冬至。
一段と寒さは厳しくなる。
負けずに、僕らをたのしませてほしい。咲き誇ってほしい。

そんな彼らに僕は、心から投影する。

| | コメント (2) | トラックバック (2)

2006年12月21日 (木)

今日は燃えないゴミの日だ

今年もあと10日余りになりましたね。

と、言葉で言うほど実感のない僕ですが、
数字で示されると、

「ああ、あと10日余りなのね」

と認識できます。



それは、
自分でこのようにブログで書くことだったり、
カレンダーの数字を見ることだったり、
外のゴミ出し場に貼ってある「燃えないゴミは○○日最終」という張り紙だったり・・・。



逆に実感できないのが、
クリスマスの1ヶ月前からあるイルミネーションだったり、
冬のあったかいんだか寒いんだかわからない陽気だったり、
変わり映えのしないテレビ番組だったり・・・。



残されたあと10日余りだけでなく、その後も、一日一日をしっかり認識して実感して過ごしていきたいものですね。

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2006年12月20日 (水)

隣の女子高生は何歌う人ぞ

隣の女子高生は歌っている。



店内に流れる、流行りのJpop。

それに合わせて、隣の女子高生二人は歌う。歌う。

店の中であることはお構いなしだ。隣の僕もお構いなしだ。

僕は新商品のバーガーを戸惑いながら口に入れる。



女子高生は、テスト勉強で参考書を広げながら歌う。うまく歌う。



「うまいからいいっか」

そういう問題ではないけれど、食べている、どっから食べていいかわからないバーガーと、ポテトと煮詰まったコーヒーが冷めてしまうからよしとしよう。

「冷めてしまうから、よしとしよう」




流れる歌が変わると女子高生の歌は止まった。

「人間ジュークボックスか」

冷めたポテトを右手でつまみながら、左手で持つコーヒーで流しながらそう思った。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

エスワングランプリチャンピオン決まる!?

さあて、来週木曜日は「エスワングランプリ」最終ラウンド
ついに、即興王者が決まります。


今年3月からの第10回。
それぞれに思い出があります。
あんなこと、こんなこと・・・。

おっと、まだ振り返ってはいけません。
最後が残っています。

現在第5位。
チャンピオンになる確率はほとんどありませんが、
「記録より記憶に残るシーン」を
お届けできるよう、頑張ります。




さて、現在の予約状況なのですが、ほぼ満席となっておりまして、
当日直接来ていただくと、立ち見になる場合や入場できない場合があります。
ご予約・お問い合わせは、直接、会場のクロコダイルへ御連絡ください。
お手数ですが、よろしくお願いいたします。




12月21日木曜日
19:30よりスタート

開場は18:00から)

渋谷クロコダイルにて
(03-3499-5205)

料金は2,000円プラスワンオーダープラス10%チャージ
詳細は東京コメディストアジェイホームページまで。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年12月19日 (火)

シラフで口説くからいいんだよな

「年を忘れると書いて、忘年会」





昨日も一昨日もその前の日も、駅前は人でごった返していた。
なんでこんなに人がたくさんいるのだろうと思ったら、

「あ、そうか。忘年会シーズンか」




年を忘れたい人たちが集まっているのか、飲む口実があるから飲みにきているのかはわからないが、とにかくみんな陽気だ。

スーツ姿で肩を組む男性や、声を荒げて男性に向かっている女性もいる。

一体何の集まりなのかわからない集団もいる。






自分は飲まないから酒で羽目を外すという感覚がわからないけど、
「飲んで楽しい」と言う状況は、とてもうらやましく思う。


前に、飲めない友人とこんな話をした。
「俺達は女性をシラフでしか口説けないから損だよな」
って。





忘年会が終わって陽気な彼らを見て、そんな風に思った。

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2006年12月18日 (月)

数ある穴から現れたのは・・・

数ある穴から現れたのは

撮影のため、廃線跡を歩く。




今は走られていないレールは大きく隙間が開いていたり、中には腐食して無くなっているところもあった。

時間が進んでいることを感じると共に、自然のたくましさを感じた。




途中、レールの横の空き地に土を掘り返したような場所が何カ所もあった。
なんなのかと思い近くに寄って見ると、それはモグラが掘った穴だった。
モグラが顔を出したらモグラ叩きのゲームみたいだなと思った。



とぼけた昼下がり・・・。

| | コメント (3) | トラックバック (1)

2006年12月17日 (日)

そして誰もいなくなった

そして誰もいなくなった

日曜日、朝



撮影のため下り電車に乗る。

飲んだ帰りの人、仕事に向かう人、遊びに行く人などが乗り込んだ車両は、終点前に誰もいなくなった。




外を見ると、畑と畑の間の道を白いヘルメットをかぶった中学生らしき男の子たちが自転車に乗って走っていた。

なんか、のどかだ。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年12月15日 (金)

おい筋肉、どこまで行ける。

久々にジムに行った。




体の調子のせいにしたり、冬の寒さのせいにしたり、時間がないせいにしたり・・・。
言い訳を言えばキリがないが、誰にたいして言い訳しているのやら。
ちょっと丸くなったおなかに言っているのか。



久々のジムは、クリスマスのイルミネーションや飾りでいっぱいだった。
トレーナーの方もクリスマスの格好をしているのかなと思ったが、そこまではさすがにしていなかった。



マシーンに向き合い、気合を入れる。



「ま、腕立て伏せや腹筋はしてたし、前と同じメニュー、できるでしょ」
毎度ながら、甘かった。

メニューはこなせる。
ただ、体にしみこむ疲れは、ただものではない。


「久々だから、無理せず・・・」
自分にそう言い聞かせ、ペースを落とす。





周りの人たちは、Tシャツを汗に染めて、懸命に前を向いて走ったり、マシーンを動かしたりしている。
夏へのモチベーションではなく、来る正月に向けて体を絞っているのか。
それとも趣味なのか、惰性なのか、ストレス発散なのか。

理由は何でもいい。
体を動かす。
これはなんとも気持ちがいい。






僕は・・・。

来る来年、来る明日のために体を動かす。

体を自分の意のままに操れる自分になれるっていいじゃない。
ジムを通して、そういう自分でありたい。





自分のおなかだけでなく、体全身にそう話しかけた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年12月13日 (水)

憂鬱な空と気分にさようなら

気分転換。




仕事を家でしていると、ひとりでいるせいか煮詰まる時がたくさんある。
隣に誰かいれば話し相手になるが、目の前のパソコンは僕に何も話しかけてはくれない。




そんな時、食器の洗い物をする。掃除をする。洗濯をする。

何かが綺麗になるというのは僕にはすごい気分転換になるらしく、精神的に調子が悪い時も切り替えができてとてもいい。





今日も気分転換に、食器洗い、掃除、洗濯。



食器洗いをサッサッサ。

掃除をゴシゴシゴシ。

洗濯をパッパッパ。




憂鬱な空と気分、飛んでけ~。

| | コメント (9) | トラックバック (0)

2006年12月12日 (火)

もどかしい時間はまだまだ続く

「俺に貸してみ」

僕は、そう彼女に言いたかった。







カフェにてお茶をする。
甘い気分になりたかったのと、甘い物を取りたかったのとで、カフェモカを頼んだ。

隣には若い女の子がひとり座る。
彼女はカフェラテを飲んでいるようだった。





僕が熱いカフェモカを啜っていると、彼女はバックから急に何かを思い出したかのようにバックをあさり、家電量販店の紙袋を取り出した。
さらに、その中から買ってきたであろう物を取り出し、パッケージをはがし始めた。


僕は熱いカフェモカを啜る。


彼女が買った物は、Nintendo DS用のカバーらしく、自分のと思われるDSを取り出して、カバーを取り付け始めた。


しかし、彼女の思う通りにはいかない。
なかなか取り付けられないのだ。もどかしい。
どんなにあちこち引っ張っても、要領が悪いのか、説明書通りに事を運んでいないのかうまくいかないのだ。


バックから説明書を取り出しては、何回も読み直し、取り付けることを挑む。
しかし、うまくいかない、を繰り返す。


カフェモカを啜る(だんだん熱さに慣れてきた)僕も、彼女の動きにもどかしさを覚えるようになってくる。







「俺に貸してみ」
口から何度出そうになったか。

もし、彼女が僕の彼女だったら、もしくは友達だったら、簡単にこの言葉がでていて、取り付けてあげたであろう。
しかし、僕は隣でカフェモカをただ啜る、通りがかりの男。
なかなか声をかけづらいものを感じる。



でも・・・、もどかしい。



「俺に・・・」








彼女はバックにDSと取り付け途中のカバーを、そのままバックにしまってしまった。

もう、DSに触ることも、話題に触れることもできない。







彼女は何事もなかったかのように、カフェラテを啜る。

僕も、カフェモカを啜る(もう、余裕で飲める)。







もどかしさは残りつつ、カフェの時間はまだまだ続く。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2006年12月11日 (月)

とある文字を考察する

またしても電車の中での出来事・・・。





夕方。

電車に乗り込み、ふと気を抜いて視線を下に落とすと、目の前に立つ女性の携帯画面が目に入った。
彼女はメールを打っていたらしく、
その画面には、

「わたしもこれから家に帰ります」

とあった(注:意識して携帯画面を見たのではないので、あしからず)。






「わたしも」。

「も」か。







「も」という言葉はいい言葉だなと思う。

相手との同調を意味し、同じ行動を、言動を取る事を意味する。

時には正の行動を取る時に付くこともあれば、負の行動(「わたしもしない」)に付くこともあるし、積極的同意もあれば、消極的(相手がそう言うから、ならわたしも)同意もある。

しかし、相手があるからこその

「も」

なのだ。








「わたし『も』これから家に帰ります」

なんて、いい響きなんだろう。

「相手があるって素晴らしいな」
と思う、夜の人恋しい僕でした。

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2006年12月 9日 (土)

電車の中で思いは巡る、巡る。

電車の中で…

雨の日だからか、電車は遅れた挙げ句、中は人でごった返していた。

「参ったなあ」
とは思いながらも、次の電車までは間があり、乗り込むことにした。

目的地までの時間、ぼぉっとすることにした(意図がそれほど入っていたわけではないが)。

と、その思いを遮りように、目の前に座っていた目がクリクリして、眉毛をゲジゲジにした男の子が急に立ち上がって辺りを見渡し始めた。

僕は気になり彼をしげしげ眺めると、隣にいた同じように目をクリクリさせ、眉毛をゲジゲジにしたおばさんがこちらを睨んできた。

「う、似てる」
声には出さなかったが、遺伝子の強さと、雨の日に二人でお出かけする光景に、とても微笑ましくなった。

そして、前にブログで書いた
「同じ野球帽をかぶる親子」
のことも思い出した。

「いいなあ。親子って」
そういえば、今日、親父とお袋と亡くなった祖母と一緒に、何故かパチンコ屋に行く夢を見たなあ。

そんなことをぼぉっと考えた。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2006年12月 8日 (金)

何度でもいい足りない、この言葉

報告が遅くなりましたが、月曜日火曜日と「ヒトリシバイナイト」というイベントに出演してきました。


まずやってビックリしたのが、ひとり芝居をやっている人がこんなにもいたのだなと・・・。
役者やパフォーマンスをする人は、星の数ほどいるわけで、ひとりでやろうとする人も、もちろん多くいるはずなのだけど、
こうやって一箇所に集まって見ると、こりゃすげえなと、思ったわけなのです。



そして多くのお客さんに来ていただけました。
いっぱい楽しんでいただけました。
これにもビックリすると共に、感謝でいっぱいです。
月並みではございますが、来ていただいた皆さん、応援くださった皆さん、

「ありがとうございました!!」



また、この場で非常に多くの方と出会うことができました。
この出会いにも感謝です。

「ありがとうございました!!」




そして、この僕の拙いブログを見ていただいている皆さん、本当に感謝です。

「ありがとうございます!!これからもどうぞよろしくお願いします」





なんか、書いていたらとても体がぽかぽかしてきました。
「ありがとう」
って、とても気持ちを温かくする言葉ですね。

| | コメント (6) | トラックバック (1)

2006年12月 7日 (木)

喜び切れなかったこの気持ちをどうする

先日、家の近くにコンビニが出来た。


家から一番近くのコンビニである。
ほんとなら
「うれしい~!!やったぁ。これでいつでも買い食いできるぅ~」
とはしゃぐとこだが、どうもそうする気持ちになれない。

どこかもどかしい感じが僕の中で漂っている。





その原因は・・・、


「最寄の駅から家に帰る途中にあるのではなく、家を越して、200Mほど歩いた先にある」


からである。





使い道がないわけではない。
頑張って、家の中に入らず歩いていけばいいのだから。

しかし、大概、帰る途中のコンビニで用は足りて、買ってきてしまう。
だって、「ほんとは家を越えて行きたくないから」。

家から一番近いはずなのに、使い道があまりないのである。






嬉しくなるはずなのに、そうはなりきれなかったこのやるせない気持ち。
どうすりゃいいでしょ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年12月 4日 (月)

伝兵衛さんが生み出した食べ物

「おはようございます。
こんにちは。
こんばんは」

りょーちんです。



コメントの返事が遅くなっていましてごめんなさい。
パソコンの調子があまりよくなく、なかなかネットが開けない状態です。あれまという感じですが。




さて、暦では今日から、「ヒトリシバイナイト」のイベントに出演してきます。
ひとり芝居だけのイベントに出るのは初めてなので、ドキドキワクワク、文字通りしています。明日また詳しく報告しますね。
もし急に来れそうな方がいらっしゃいましたら、ぜひ来てくださいね。お待ちしています。





今日は自宅でおでんにしてみました。寒い日だったんでね。

今思ったのですが、おでんはなんで「おでん」って言うんですかね?
ちなみに、おせんべいは、戦国時代、○○兵衛さんが出したせんべい状のお菓子が千利休さんに認められたか誉められたかで、「千」という名前を名乗れることになり、その人の名前をとって
「せんべい」
なのだそうですよ。



おでんも「○○伝兵衛さん」から来てるかもしれませんね。なんてね。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年12月 3日 (日)

答えは、「どっちもだよ」

日曜日の朝



何も考えず、着のみ着のままで買い物に出たら、思ったより寒く、
「ダウンジャケットでも着てくればよかった」
と、泣きそうになった。




買いたい物を買って店の外に出たら、ジャケットを脱いでいても大丈夫なほど暖かく感じた。

「この格好でよかった」
と、嬉しくなった。





家を出てから一時間二時間の違いなのだが。

「気温の変化か?気持ちの変化か?」

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2006年12月 2日 (土)

ひとり。ひとつ肉まん。

ひとり。ひとつ肉まん。

ライブ後。

コンビニで肉まんを一つ買い、それを一人、店前で食べる。

「いいじゃない。それも」

疲れが体に徐々に染み込んでいくのを感じながら、肉まんを口いっぱいに頬張る。

「時たま食いたくなるんだよな」
湯気が半かけの肉まんから漂う。

寒い夜空になんだかとても似合った。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年12月 1日 (金)

四角い光

僕は、アパートやマンションの窓から漏れてくる、四角い光が好きだ。
光があるということは、そこには誰かがそこにいることを意味しており、そこで生活が行なわれているということ。
直接それを覗きたいという衝動はあるわけではないが、漏れてくる光を見ながら、中にあるであろうその人の生活を想像するのがとても楽しい。
また、その光から生活の匂いを感じるのが、とても嬉しい。






今日夜、帰る道すがら、とあるアパートに出会った。


そのアパートは、どの戸口からも光が漏れておらず、暗闇にまぎれた暗い色をしていた。

「まだどの家の人も帰ってきていないのかな」
物憂げな、寂しいアパートを見上げながら思った。



足を進め、窓の方からそのアパートを見上げても電気はついていない。
と、アパートの入り口付近を見やると、共用の鉄製の扉には鍵がかけられ、人が出入りできないようになっていた。

「ここは、誰も住んでいないアパートなのか」
雑草が庭に生え茂っていたり、アパートが朽ちかけていたりしたら、
すぐに「このアパートは使われていないんだろうな」と想像ができたのに、
ここは寂しげではあったが外装は比較的新しく、こざっぱりしていて、
今すぐにでもどこかの部屋から電気が灯ってもおかしくないくらいだった。



帰る足を進めながら、それぞれの部屋の窓の景色を見る。
確かに、住んでいればあるはずの物干し竿も、洗濯物も、観葉植物も、部屋からはみ出した荷物も、アンテナも、室外機も何もなかった。
あるのは、どの部屋にも窓の前に一様に並んだ、錆びた色した布団を干せるような鉄製の囲いだけだった。



アパート全体を眺められる位置まで、歩を進める。
以前まであったであろう、生活感あふれる温かい雰囲気はまるで感じられなく、ただ冷たい建物がそこにあるだけに見えた。
役目を終え、あとは思い出と共に壊され消されていくのを待つ身だけであるアパートを思うと、なんだかとても切なくなった。




僕が住むアパートが見えてきた。
隣りの部屋、上の部屋の明かりが灯っている。
生活がそこにある。
そう思うだけで、なんだかそこに帰る僕は、とても嬉しくなった。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

« 2006年11月 | トップページ | 2007年1月 »