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2007年1月30日 (火)

灯火を持って過去を旅する

部屋の電灯の豆電球がオレンジ色の光を放っている。



僕は、疲れた体をベッドに横たえ、今日あったことを反芻する。


・・・と、「そういえば、部屋の灯りを全部消して寝ることはないな」
と、思った。

豆電球が切れて、しばらく真っ暗な状態で寝たことはあったが、いつもはつけたままで寝ている。

小さい頃は電気が全部消えてしまって暗くなるのが僕も弟も恐くて、つけたままで寝るようにしていた。
親もそんな僕ら兄弟のことをわかってか、豆電球を消さずに寝かせてくれた。

その名残だろうか、大人になった今でも、怖い訳ではないのに、ついつけたままで寝てしまう。




「いまだに続けてしまっているな。無意識だな」

そんなことを考えて寝るつもりじゃなかったのに、
丸く光った灯りが、僕を遠い過去に実家での時間を思い出させた。


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コメント

すごく素敵な文章だわ。
わたしもベッドサイドのフロアースタンドだけ着けている、とろけるような蜜の時間が好き。

・・・でも、寝てる間電気が点いているのって、体の疲れが抜け無くない?

投稿: Madi | 2007年1月30日 (火) 18時44分

なんか、小さい時のことをすごく懐かしく思い出すようになったよね。
思い出すだけで、こころがあたたかくなる。

投稿: みゆ | 2007年1月30日 (火) 19時28分

>Madiさん

もしかして、体の疲れが取れない原因って、それかしら・・・。

早速、今までの豆電球寝生活をなしにして、真っ暗で寝てみようかしら。

投稿: りょーちん | 2007年2月 1日 (木) 02時07分

>みゆさん

うん。思い出しちゃいました。

実家の部屋に寝て、天井を見上げた時の感覚がよみがえってきました。

そうさせてくれた、淡い淡い光でした。

投稿: りょーちん | 2007年2月 1日 (木) 02時08分

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